「スタティックミキサー」に代表されるインラインミキサーは、低レベルの混合・反応にしか使えないというのが、エンジニア界の常識です。
しかしOHRミキサーはスタティックミキサーと一線を画す、まったく別次元の高性能で、高圧・高額・複雑な装置の代替品として使われます。一例として、某樹脂メーカーは、製造ラインで使っていた2,000万円超の高圧乳化機を、わずか38万円のOHRミキサーに取り替えました。1/100のごく低圧で、同等の性能を発揮することが実証されたためです。
従来技術では、気−液反応には《バブリング+撹拌機or圧力タンク》を使い、液−液反応や固−液混合には《乳化機や撹拌機や混合機》を使うのが定番です。しかしそれらの装置は低効率ゆえに、過大な動力と時間を必要とします。
OHR技術は、流体(気体・液体・粉体)を激しくミキシングして超微細に砕く【コア技術】ですので、ポンプとの組み合わせ次第でさまざまな用途に使えます。代表例は、【乳化】【解砕】【均一分散】【気−液反応】【脱酸素】【分離】です。また、【かつてない、革新的テーマ】にも使われます。
詳しくは、それぞれのテーマごとの解説動画をご覧ください。
動画
比較
全30型式の中から、用途・流量・許容圧損などの諸条件に適合する型式を選定します。標準仕様がマッチしないケースには、独自の計算式に基づき、特殊仕様で対応します。
材質は、標準のSUS304以外にも、SUS316、SUS316L、ニッケル、チタン、塩ビ、テフロン等、ご要望の材質で製作可能です。食品・医薬品製造向けには、サニタリー仕様でも製作致します。
仕様
一般的な「スタティックミキサー」は、目的に応じて複数本を連結して使いますが、圧力損失が大きくなり、また大きなスペースを必要とします。
対してOHRミキサーは1ラインに1本しか使いません。OHRミキサーを通過する一瞬(0.04秒)のうちに流体は微細化され、さらに遠心力・向心力により衝突を繰り返します。この唯一無二のメカニズムを実現するために、2種類の特殊構造物(「ガイドベーン」と「カレントカッター」)は設計されました。シンプルかつ美しい形状は、それまでの流体力学のセオリーと技術的限界を見事なまでに打ち破りました。
メカニズム
技術思想
OHRミキサーの実績は、まったく信じられないような内容ばかりです。そこで、事前に性能をお確かめいただくために、積極的にお貸出ししています。またOHRミキサー単品ではなく、ポンプ等がセットになったテスト機一式もレンタル可能です。充分に性能を評価した上で、購入する価値があるかどうか、ご判断下さい。
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